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Takaaki Yamamoto

東京工業大学において計算機科学と応用数学を学び、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]においてメディア表現を専攻し修了。 現在は digitiminimi Inc. において、インフラエンジニアとして生計をたててている。 また、計算を主題に制作を行い、現代音楽作品や公共インスタレーション作品など技術提供を行う。 三輪眞弘に師事する。

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MacでオーディオCDをリッピング

iTunesを使わないリッピング

 iTunesは再生から楽曲の管理までとても便利ですが、 iTunesばかりに頼っていると、iTunesが使えない時に困るので、 iTunesを使わずにコマンドラインツールでCDをPCに取り込むことをやってみます。

install

必要なツールをMacPortsでインストールします。

$ sudo port install cdrdao toc2cue bchunk sox cdrtools mplayer

CDドライブのデバイスファイルの確認

MacBookProなどではSuperDriveは通常では/dev/disk2に割り当てられていますが、 違う場合もあるので以下のコマンドで確認しておきましょう。

$ diskutil list

CDのアンマウント

コマンドラインツールではMacOSからCDをアンマウントしないと読めないので、 以下のコマンドを打ちます。

$ diskutil unmount /dev/disk2

CD => .bin/.cue

cdrdaoでCDのイメージを.bin/.cueという形式で取り出します。

$ cdrdao read-cd --source-device /dev/disk2 --with-cddb --datafile cd.bin cd.toc

.toc => .cue

cd.tocというファイルをcd.cueへ変換します。

$ toc2cue cd.toc cd.cue

.bin/.cue => .cdr

bchunkを使ってcd.binからcd*.cdrという形式へ分割します。

$ bchunk cd.bin cd.cue cd

上記のコマンドを打つとcd01.cdr, cd02.cdr, … というファイルが生成されます。 通常ではcdrというファイルは音楽プレーヤーで再生できませんがsoxというツールに同梱されているplayというコマンドで再生できます。

$ play cd01.cdr

.cdr => .wav

soxというツールで.cdrを.wavという一番汎用的と思われるフォーマットに変換します。

$ sox hoge.cdr hoge.wav

.bin/.cue => .wav

実はbchunkで-wというオプションを使えば.wavまで一発で変換もできます。

$ bchunk -w cd.bin cd.cue cd

CD => .wav/.cue

cdda2wavというコマンドを使うと.binの代わりにオーディオCD一枚分の.wavを吐き出すことができます。

$ cdda2wav -t all -cuefile cd

上記のコマンドを打つとcd.wav/cd.cueファイルが生成されます。