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コンピュータに関するメモ。

著者

山本一彰(Takaaki Yamamoto)

東京工業大学において計算機科学と応用数学を学び、 情報科学芸術大学院大学[IAMAS]においてメディア表現を専攻し修了。 2015年にコンビネータ論理を基に計算完備な計算手法 "論理珠算"を開発し、 それを含む体系である"算道"を構成した。 その成果により、2016年に 第19回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 新人賞 (文部科学大臣賞) を受賞。 現在はSRE(サイト信頼性エンジニア)として生計をたててている。

投稿

USB をネットワーク経由で使う

いきさつ

UVC カメラを IP ネットワーク経由で使いたいな、と思ったわけですが、 ssh でモニタリングするよりも、USB を手元の PC で認識する方がスマートな方法かと。 そこで usbip を使ってみます。

usbip

以下の2つをインストールすればOKみたい。

install

setting

そして以下のコマンドを打ちます。

しかし、最後の行で失敗します。 (kernel のバージョンによるものらしく、) Ubuntu12.10 でも 13.04 でもダメでした。

解決しました (2014/05/18)

環境を Ubuntu から Debian7.5 に変えたところうまく行きました。 ホスト側もクライアント側も Ubuntu ではだめでした。

install

ホスト側もクライアント側も同じです。

ホスト側の設定

準備は以下の3行で終わります。

以下のコマンドを打つと、ホスト側に接続されているusb機器が列挙されます。

以下が出力された結果。 USB ハブとキーボードと web カメラが認識されてます。

Local USB devices
=================
 - busid 1-1 (05e3:0606)
   Genesys Logic, Inc. : USB 2.0 Hub / D-Link DUB-H4 USB 2.0 Hub (05e3:0606)
         1-1:1.0 -> hub

 - busid 1-1.1 (099a:0638)
   Zippy Technology Corp. : Sanwa Supply Inc. Small Keyboard (099a:0638)
         1-1.1:1.0 -> usbhid
         1-1.1:1.1 -> usbhid

 - busid 1-1.3 (046d:0825)
   Logitech, Inc. : Webcam C270 (046d:0825)
         1-1.3:1.0 -> uvcvideo
         1-1.3:1.1 -> uvcvideo
         1-1.3:1.2 -> snd-usb-audio
         1-1.3:1.3 -> snd-usb-audio

ここで web カメラの busid を確認し、web カメラを外部に公開します。

これでホスト側の準備は完了です。 公開を停止したい場合はunbindすればOKです。

クライアント側の設定

準備は以下の2行で終わります。

以下のコマンドでホスト側のusbのbusidを確認します。

以下が出力された結果。

Exportable USB devices
======================
 - beagle.local
      1-1.3: Logitech, Inc. : Webcam C270 (046d:0825)
           : /sys/devices/ocp.3/47400000.usb/musb-hdrc.1.auto/usb1/1-1/1-1.3
           : Miscellaneous Device / ? / Interface Association (ef/02/01)
           :  0 - Video / Video Control / unknown protocol (0e/01/00)
           :  1 - Video / Video Streaming / unknown protocol (0e/02/00)
           :  2 - Audio / Control Device / unknown protocol (01/01/00)
           :  3 - Audio / Streaming / unknown protocol (01/02/00)

そして確認した busid を使ってローカルの USB として紐付けます。

これでクライアント側でホスト側の USB 機器が使用できます。

参考URL