BeagleBone Black に Debian をインストールする
いきさつ
普段から Ubuntu を使っていたので、BeagleBone にも Ubuntu を導入しました。 しかし、デスクトップ環境をほとんど使わないことがわかったので、それなら Debian でいいのでは? ということで入れてみることに。
Debian Wheezy install
必要なもの
- BeagleBone Black
- microSDHC 4GB
- microHDMI⇔HDMIモニタ
- USB keyboard
- LANケーブル
- ACアダプタ(USB給電でも可能)
ダウンロード
ダンロードして、ハッシュを計算して、ファイルが適正かどうかを判断します。
$ wget https://rcn-ee.net/deb/rootfs/wheezy/debian-7.1-console-armhf-2013-09-26.tar.xz
$ md5sum debian-7.1-console-armhf-2013-09-26.tar.xz
以下の出力が出ればファイルは壊れていません。
f3087963b4f2eb42e3b58e26a3f1ba7b debian-7.1-console-armhf-2013-09-26.tar.xz
書き込み
ダウンロードしたファイルを展開し、その展開先のディレクトリに移動します。
どの SD に書き込むかを選択するために以下のコマンドを発行します。
上記のコマンドの結果から/dev/sdXというSDに書き込むことにしたとき、 以下のコマンドでDebianをSDを書き込みます。 ちょっと時間がかかりますが、コレでSDへの書き込みは終わります。
起動
LAN ケーブルと HDMI をつなぎ、microSD のスロットに Ubuntu をインストールした SD を入れて起動します。 するとDebianが起動して、テキストコンソールのログイン画面になります。
swapファイルを作る
初期状態ではスワップ領域が全く無いので、作ります。 以下は1024MBのスワップ領域を作る過程です。
$ sudo mkdir -p /var/cache/swap/
$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/cache/swap/swapfile bs=1M count=1024
$ sudo chmod 0600 /var/cache/swap/swapfile
$ sudo mkswap /var/cache/swap/swapfile
$ sudo swapon /var/cache/swap/swapfile
この状態では起動時にswapが有効にならないので、/etc/fstabに以下を記述します。
/var/cache/swap/swapfile none swap sw 0 0